今日から使える和訳の極意 - Tip 19: きっぱり「〜です」と書きましょう

Tip 19: きっぱり「〜です」と書きましょう

カテゴリ : 
英日翻訳Tips
執筆 : 
ellersley 2013-1-24 17:10

【例文1】
Our toys are popular across the globe
(△) 当社のおもちゃは、世界中で人気となっています

 

 

何も違和感を覚えない人が多いと思いますが、be動詞を使って状態を表している文を「...となっています」と訳すのは、お勧めできません。

 

「...となる」は、物や状態が変化した様子を表す表現ですので、

 

「日が沈み、辺りはすっかり暗くなった。」

 

とするのはOKです。「明」から「暗」への「変化」ですね。

 

状態を表す場合にはやはり、きっぱりと「...です」と書くのが良いでしょう。【例文1】なら、

 

「当社のおもちゃは、世界中で人気があります。」 あるいは、

「当社のおもちゃは、世界中で人気を博しています。」

 

とした方がずっと力強く、簡潔です。


 

状態を表す英語の動詞としては、【例文1】でも使われているbe動詞が代表的ですが、remain や stay なども同様です。


【例文2】
Fuel prices remain unchanged despite rising costs.
(△) コストが上昇しているものの、燃料価格は不変となっている

 

「あまり良くない」というより、ほとんどジョークでしょう。「燃料価格は変わっていない」としない理由が見当たりません。


 

状態を表す際に「...となっています」と表現する傾向は、以前よりも強まってきているように感じます。話し言葉の場合には、「...です」と言い切ってしまうと、その「きっぱり」感に微妙な嫌悪感を覚える人が多からでしょうか。テレビでサッカー中継を見ていても、

 

「日本が画面右から左に攻めるという形となっています
「トップ下は●●が先発し、▲▲はベンチスタートという形になっています。」

 

みたいな実況コメントをよく耳にしますが、その度に私は小さなストレスを感じます。特に翻訳のように文字を書いて表す状況では、そのような遠慮は不要で、きっぱりと力強く、

 

「日本が画面右から左に攻めています。」
「トップ下は●●が先発し、▲▲はベンチスタートです。」

 

と書くようにしましょう。

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