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会いたかった / AKB48

カテゴリ : 
音楽
執筆 : 
ellersley 2011-5-2 11:41

Words: 秋元康 

Music: BOUNCEBACK

 

 


 

会いたかった 会いたかった
会いたかった Yes!
会いたかった 会いたかった
会いたかった Yes!
君に
I've missed you
Longed for you
Now I know what to do
Yes!
I've made up my mind
 
自転車全力でペダル
漕ぎながら坂を登る
風に膨らんでるシャツも
今はもどかしい
 
Pedalling uphill with all my might
Feeling frustrated even with my shirt
swelling with the wind
 
やっと気づいた 本当の気持ち
正直に行くんだ
たったひとつこの道を
走れ!
 
Now I realize how I really feel for you
I've decided to be honest with myself
I'll come to see you
This is the only way to keep faith in myself
 
好きならば 好きだと言おう
誤魔化さず 素直になろう
好きならば 好きだと言おう
胸の内 さらけ出そうよ
 
Just say I love you 'cause I love you
Stop cheating myself and be honest to my own feelings
Say I love you 'cause I love you
Stop stifling my feelings and let them out
 
会いたかった 会いたかった
会いたかった Yes!
会いたかった 会いたかった
会いたかった Yes!
君に
 
I've missed you
Longed for you
Now I know what to do
Yes!
I've made up my mind
どんどん溢れ出す汗も
拭わずに素顔のまま
木洩れ日のトンネル夏へ
続く近道さ
 
Pedalling on the road
In the sunshine filtering through foliage
Heading straight for you
Without wiping away the sweat flowing out
 
そんな上手に 話せなくても
ストレートでいい
自分らしい生き方で
走れ!
 
Maybe feeling awkward in front of you
But it's OK
I'll just express myself directly
'cause I believe this is the best way to be myself
 
誰よりも 大切だから
振られても 後悔しない
誰よりも 大切だから
この気持ち 伝えたかった
 
I'll never regret it even if I'm dumped
'cause you are more precious than anyone else
I just want to tell you how I feel
'cause you are the only one for me
 
好きならば 好きだと言おう
誤魔化さず 素直になろう
好きならば 好きだと言おう
胸の内 さらけ出そうよ
 
Just say I love you 'cause I love you
Stop cheating myself and be honest to my own feelings
Say I love you 'cause I love you
Stop stifling my feelings and let them out
 
会いたかった 会いたかった
会いたかった Yes!
会いたかった 会いたかった
会いたかった Yes!
君に
 
I've missed you
Longed for you
Now I know what to do
Yes!
I've made up my mind
 

ラララ...
 

La la la ...
会いたかった!!
 
I've missed you.  
  翻訳: 中村泰洋

 


 

タイトルを見て、「えっ!」と思った人も多いことでしょう。ページを開いて凍りついた人や、ドン引きした人もいるのは承知です。私自身、この曲をアップロードするには、少々勇気を要しました。紛れもなく、AKB48の代表曲「会いたかった」です。リリースは2006年ということですが、最近ようやくこの曲を知りました。そしてハマりました。

 

私はアイドルに別段興味はありませんし、AKB48というグループが特に好きというわけでもありませんが、この曲は私の琴線に触れました。ストレートな歌詞も、躍動的なダンスも好きですが、何よりも曲がいい。これを聴いて、勢いで好きな人に告白してしまった中高生は多いことでしょう。私がもし中高生の頃にこの曲を聴いていたら、たぶんそうしたと思います。思わず中学時代に記憶がフラッシュバックしました。

 

私は中学生の頃、おニャン子クラブ(特に新田恵利)が大好きだったのですが、アイドルとしてのAKBの完成度の高さは、おニャン子とは比較になりません。各メンバーのヴィジュアル面やダンスはもちろんのこと、楽曲の完成度もAKBの方がはるかに上です。ただ、おニャン子世代の私としては、アイドルとして洗練され過ぎた感のある現在のAKBよりも、この映像に見えるあどけない様子の方が親近感があって魅力的です。

 

PVの中で、2人の子(高橋みなみと大島優子?)が走って駅に向かうシーンがあります。「想いを伝えるために、汗も拭わず全力で走る」というのは、時代を超えた普遍的な青春的行為なのでしょう。使い古された安っぽい絵だとわかっているのに、その絵がCDを売るための戦略的行為だとわかっているのに、それでも少し胸を打ちます。そういえば、私の高校時代に一斉を風靡した爆風スランプの名曲 Runner にも、「走る走る俺たち 流れる汗もそのままに」という一節がありました。

 

「会いたかった」をきっかけに、「ヘビーローテーション」や「桜の花びらたち」など、他の代表曲もひととおりPVをチェックしてみましたが、この曲が一番でした。アイドルソングとして、時代を超えて記憶される名曲なのではないでしょうか。おニャン子クラブの「セーラー服を脱がさないで」とか、「じゃあね」よりもずっと良い曲です。

 

作詩は秋元康さんですが、AKBが歌っているわけですから、主人公はやはり女子高生とするのが妥当でしょう。英訳詩が本当に女性目線になっているのか、その辺は全く自信がありません。そもそも、歌詞の英訳という作業自体が初めてのことで、「木洩れ日のトンネル夏へ続く近道さ」とか、「風に膨らんでるシャツも今はもどかしい」といった繊細な表現の持つ雰囲気が伝わっているのかどうかも、よくわかりません。

 

できることなら、英訳詩も原曲の音に乗せられるのが理想的ですが、それはかなりの高等技術を要しますので、音律に多少は配慮しつつも、意味をできるだけ正しく伝えることに重点を置いて訳してみました。そのため、思い切って意訳した箇所もあります。ネイティブチェックを受けたわけではないので、「この言い回しはちょっと違うな」という点もあると思いますがどうかご容赦ください。もし要望が多ければ、信頼できるネイティブスピーカーとの共作を検討します。

 

「ビジネス英語翻訳講座」講師としての対外イメージというも多少はあるでしょうから、メンバー限定で公開することも検討しましたが、ファンや関係者、そしてAKBのメンバー本人の目にも届くことを少しだけ期待し、思い切って一般公開とさせていただきました。

 

長渕剛さんを始め、AKB48のようなスタイルの音楽を強く批判する人もいるようです。確かに、長渕さんのように純粋に自分の想いを届けたくて音楽活動をしている人たちにとって、大衆に広くアピールし、収益を上げることを最も優先させた音楽が苛立たしいのは理解できますが、私は、時代に消費されるだけの音楽というのがあっても別に良いと思います。感受性をさらけ出した本格指向の音楽ばかりの音楽シーンというのは、ちょっと息苦しいと思うんですね。

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Silent Lucidity / QUEENSRYCHE

カテゴリ : 
音楽
執筆 : 
ellersley 2011-2-24 11:50

 

Silent Lucidity / QUEENSRYCHE

Written by: Chris Degarmo

 

 

 

Hush now, don't you cry
Wipe away the teardrop from your eye
You're lying safe in bed
It was all a bad dream
Spinning in your head

さあ 泣くのは止めよう
涙を拭いて
君がいるのはベッドの上
心配はいらない
君は悪い夢にうなされていたんだ
 
Your mind tricked you to feel the pain
Of someone close to you leaving the game of life
So here it is, another chance
Wide awake you face the day
Your dream is over …
or has it just begun?
 
それは心のいたずら
人生というゲームから降りようとしている君に
親しい人の痛みを感じさせていたんだ
チャンスはまた巡ってくる
だからしっかりと目を開けて
この日と向き合おう
君の夢は終わったんだ…
それとも始まったばかりなのかな?
 
There's a place I like to hide
A doorway that I run to in the night
Relax child, you were there
But only didn't realize it
And you were scared
 
僕には隠れ家があるんだ
それは夜になると駆け込む戸口
さあ肩の力を抜いて
気付いていなかっただけで
君はそこにいたんだ
君は怯えていたよ
 
It's a place where you will learn
To face your fears, retrace the tears
And ride the whims of your mind
Commanding in another world
Suddenly you hear and see
This magic new dimension
 
そこは君が恐怖と向き合い
涙の理由を省み
心の動揺を乗り越える場所
別の世界を支配すれば
この不思議な新次元が
突如として開けてくる
 
I- will be watching over you
I- am gonna help you see it through
I- will protect you in the night
I- am smiling next to you, in Silent Lucidity
 
僕はずっと君を見守っているよ
君が先を見通せるように手を貸そう
夜になったら君を守ってあげよう
僕はいつも君のとなりで微笑んでいるよ
静寂の中で
 
-spoken during solo-
[Visualize your dream]
[Record it in the present tense]
[Put it into a permanent form]
[If you persist in your efforts]
[You can achieve dream control]
[Dream control]
[I'll do better than that]
[Dream control]
[Dream control]
[Dream control]
[Dream control]
[Help me]
 
[夢を思い描き]
[今という時に刻み]
[永遠なる形に変えよう]
[努力を続ければ]
[夢を操ることができる]
[夢を操る]
[僕にはそれ以上のことができる]
[夢を操る]
[夢を操る]
[夢を操る]
[夢を操る]
[手を貸しておくれ]
 
If you open your mind for me
You won't rely on open eyes to see
The walls you built within
Oh, come tumbling down
And a new world will begin
 
君が僕に心を開けば
本質は自ずと見えてくるだろう
心の中に築いた壁は崩れ
新たな世界が始まることだろう
 
Living twice at once you learn
You're safe from pain in the dream domain
 
もう一度生きてみれば
すぐにわかるよ
夢の中の痛みに襲われることはないのだと
 
A soul set free to fly
A round trip journey in your head
Master of illusion, can you realize
Your dream's alive, you can be the guide but
 
魂は解き放たれ
君の頭を周回する旅に出る
錯覚の達人である君ならわかるよね
君の夢は生きているんだ
君ならその案内ができる
でもね
 
I- will be watching over you
I- am gonna help you see it through
I- will protect you in the night
I- am smiling next to you
 
僕はずっと君を見守っているよ
君が先を見通せるように手を貸そう
夜になったら君を守ってあげよう
僕はいつも君のとなりで微笑んでいるよ
 
  翻訳: 中村泰洋
   

 

ちょっと触れただけで壊れてしまいそうな繊細で美しい調べ。retrace the tears や Record it in the present tense といったアメリカ人らしからぬ形而上学的な意味深フレーズ、力強い声質なのに「静寂」という曲名に全然違和感のないヴォーカルライン。本当に神秘的な曲です。

 

リリースは確か 1990 年だったと思います。あまり勉強熱心でない高校 3 年生だった私は、当然のことながら lucidity なんていう単語を知るわけもなく、「響きのきれいな単語だな」と思いながら辞書を引いたのでした。

 

クイーンズライチはインテリジェントなバンドという評価を確立していたので、何やら神秘的な雰囲気で、心地よいメロディだと感じることはできても、「高校生にこの曲の真価を理解するのは無理だろう」と思い、歌詞に目を通すこともありませんでした。

 

その後長い歳月を経て、2007 年に妻が長男を妊娠したとき、「そういえば胎児に良さそうな曲がある」と、私はこの曲を突如思い出しました。どうにか聞き取れる I- will be watching over you … で始まるサビのフレーズから、「母親が子供を優しく見守っているんだな。ピッタリだな」と勝手に思っていたのですが、ここに訳詞を掲載するに当たり、歌詞を初めて精読してみて、自分が大きな勘違いを犯していたことにようやく気付きました。まあ、害はなかったと思いますが、現在までの成長を見る限り、「静寂」とはあまり縁がなく、どうやら伝わらなかったようです。

 

歌詞の中の I という単語を、最初私は「私」と訳していたのですが、何となく他人行儀な感じがして、「僕」という言葉に変えました。この点については、I に対して誰をイメージするかによって変わってくることでしょう。場合によっては、思い切って一人称を省いてしまった方が、もっと近親性が出て良いかもしれません。

 

この曲を、Isabelle Mathieu というカナダのピアニストがカバーしています。インストゥルメンタルなのですが、原曲に負けず劣らず素晴らしいアレンジと演奏なので、こちらも貼り付けてしまいます。ちなみにこの美人ピアニストは、Metallica の名曲 Fade To Black もカバーしています。風貌を見る限り、リアルタイムでこれらの曲を聴いた年齢にはとても見えませんが、選曲センスの良さが光ります。
  

 

話が逸れてしまいました。

 

幸いこれまで、私の親しい知人に自殺者はいませんが、もし悩んでいる人がいたら、そっとこの曲を薦めたいと思います。
 

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I Believe / Bon Jovi

カテゴリ : 
音楽
執筆 : 
ellersley 2011-1-18 11:01

I Believe / Bon Jovi

 

All I know is what I've been sold
You read my life like a fortune told
I've seen the dream, there ain't no land of Oz
But I got my brain, yeah, I got a heart

確かに、少しばかりは売れたかもしれない
おまえは占いのように俺の人生が読めるんだろう
俺は夢を見ていたよ 魔法の国などないのに
でも、俺は知恵と意志を手に入れた

And courage built I won't let go
What we need right now is ... soul
奮い立たせた勇気を手放しはしない
魂こそが、今の俺たちに必要なものだからだ
I can't do this, you can't do that
They feed us lines but I won't act
And all good things will come to pass
But the truth is all you have to have
俺はこんなことできない
おまえにそれは無理だ
周りの人は台詞を用意してくれるが
俺は絶対に演じない
そのうち上手く行くはずさ
でも、真実だけは持ってなきゃいけない
And would you lie for it?
Cry for it, die for it
Would you?
そのためにおまえは嘘をつけるか?
泣きを見る覚悟はあるか?
何がなんでも手に入れたいのか?
さあ、どうなんだ
I believe, I believe
With every breath that I breathe
You and me can turn a whisper to a scream
I believe, I believe
俺は本気で信じている
おまえと俺なら
囁きを叫びに変えることができるはずさ
だから俺は信じている
You gave it all, then you gave more
You know what you came here for
You'll pay the cost,
like it's your cross to bear
Are we the ones that put it there
おまえは心血を注いできた
ここへ来た目的はわかっているよな
それはまさに試練
おまえは犠牲を払うことになるだろう
その試練を課すのは俺たちだ
And would you scheme for it?
scream for it, bleed for it
Would you?
おまえはその試練に立ち向かえるか?
本気で求める決意はあるか?
血を流す覚悟はできているか?
さあ、どうなんだ
I believe, I believe
Believe we're still worth
The fight you'll see
There's hope for this world tonight
I believe, I believe

俺は信じている
俺たちにはまだ
来たる戦いに挑む価値があると
この世界にはまだ希望があると
俺は信じている

Don't look up to your movie screens
Your record stores or magazines
Close your eyes and you will see
That you are all you really need
映画、レコード、雑誌... 過去の自分を見て
思い出に浸っている場合じゃない
目を閉じればわかる
本当に必要なのは、今の自分なんだ
I believe, I believe
With every breath that I breathe
You and me can turn a whisper to a scream
I believe, I believe
 
俺は本気で信じている
おまえと俺なら
囁きを叫びに変えることができるはずさ
だから俺は信じている
  翻訳: 中村泰洋

 

今回も Bon Jovi の曲です。1992 年発表のアルバム「Keep The Faith」に収録されていたオープニングチューンですので、もう 20 年近く経つわけですが、その素晴らしさは色褪せることがありません。歌詞にも楽曲にも、自分たちの思いがストレートに反映されていて、リアルタイムでこのアルバムを聴いた私は、当時まだ歌詞の内容を十分に理解できるだけの英語力を備えていなかったものの、「新生 Bon Jovi キタァーーーーーッ!」という印象だけはハッキリと抱きました。PV の出来も秀逸で、見終わるころには、何をするか決めていない人でも、「さあ、やってやるぜ!」と意欲がみなぎってくること請け合いです。

 

ものすごい意気込みが伝わってくるこの力強い歌詞を理解するには、Bon Jovi が置かれていた当時の状況を理解する必要があります。

 

80 年代後半、まさに世界を席巻した Bon Jovi は、New Jersey アルバムのリリースに伴う 2 年近くのワールドツアーと連日のハードスケジュールにより、メンバー全員が消耗しきってしまいます。ツアー終了後、メンバーは再会の約束もせずに解散。ジョンとリッチーはソロアルバムを発表するなど、ソロ活動が目立つようになり、バンドは解散の危機に陥ります。その間にアメリカではハードロックブームが終わり、ニルヴァーナを始めとするオルタナティブロックが台頭して、Bon Jovi は時代に葬り去られるかと思われたのでした。

 

しかし、カリブ海のセントトーマス島で久しぶりの再会を果たしたメンバーは、バンドとしての結束の固さを確認。そこで復活をかけて制作したアルバムが、この「Keep The Faith」です。

 

前作とはあまりにも色合いが異なる内容に、本国アメリカでは賛否が分かれましたが、80 年代とは一変した厳しいロック音楽シーンの中、全世界で 1500 万枚の売上を記録。New Jersey の 1800 万枚に迫る好セールスで復活を印象づけました。Bon Jovi の歴史におけるマイルストーン的な作品でしょう。ボーナストラックも含め、その内容は本当に充実しており、個人的には、好セールスを記録した前 2 作よりも、成熟した感の強いこちらのアルバムの方が気に入っています。

 

歌詞の中に出てくる I と you という 2 つの人称代名詞は、どちらもジョン自身を表すものと思われます。別の自分、あるいは過去の自分からの問いかけに対し、今の自分が I で答える。過去との自分との対話を通じて、自身の決意が嘘でないことを確認しているのでしょう。面白いレトリックです。

 

B'z の「裸足の女神」という曲が、この曲と非常に良く似ていると Web 上で指摘されています。実際に聴いてみると確かに良く似ていて、個人的には「パクリ過ぎだろ」という気もしますが、日本を代表するロックバンドも楽曲の良さを認めているということでしょう。

 

Bon Jovi の曲の中でも指折りの名曲なのに、名曲と認識されていないのが残念でなりません。

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I'm Gonna Sing The Blues / VOW WOW

カテゴリ : 
音楽
執筆 : 
ellersley 2010-12-2 7:10

I'm Gonna Sing The Blues / VOW WOW

 

 

 

words: John Pearson / 人見元基
music: 山本恭司

 

 

 

I can feel, the time and the place
It was real, an all or nothing face

 

I can hear, what'cha gonna do
It was near, 'cos we grew up on you

 

 

 

After glow, it really made my mind
Now I know, just what the faces tried to find 

 

 

 

I'm gonna sing the blues
Like you used to do
Not so far away
Now I can say
I'm gonna sing the blues
Make it nice and slow
Let the feeling glow
The joy and the pain
Like a lazy day

 

I can see, the club and show
You were right, the crowd were in the know

 

  

Come the nice, means just the same
Can't you hear me, oh, can't you hear me cry

 

 

After glow, it really made my mind
Now I know, just what the faces tried to find 

 

  

 

I'm gonna sing the blues
Like you used to do
Not so far away
Now I can say
I'm gonna sing the blues
Make it nice and slow
Let the feeling glow
The joy and the pain
Like a lazy day

今でも感じられる あのとき、あの場所を
それは、すべてを賭けた本気の顔だった

 

今でも聞こえる
「どうするんだい?」 というあなたの声が
その声は いつも身近にあった
ずっとあなたのもとで育ってきたから

 

過ぎ去った黄昏が
僕の心を決めてくれた
わかったんだ
皆が求めていたものが

 

ブルースを歌うよ
以前のあなたのように
そんなに遠い昔じゃない
そう ブルースを歌うんだ
ナイス&スローなブルースを
感情の赴くまま
喜びも苦しみも
気だるい一日のように

 

今でも目に浮かぶ
あのクラブの光景が
あなたの云うとおり
観客はみんなわかっていたんだ

 

あの心地よさがよみがえってくる
僕はこれがやりたかったんだ
聞こえるかい 僕の叫びが

 

過ぎ去った黄昏が
僕の心を決めてくれた
わかったんだ
皆が求めていたものが

 

ブルースを歌うよ
以前のあなたのように
そんなに遠い昔じゃない
そう ブルースを歌うんだ
ナイス&スローなブルースを
感情の赴くまま
喜びも苦しみも
気だるい一日のように

 

  翻訳: 中村泰洋


VOW WOWは、80年代に活躍した、知る人ぞ知る日本のハードロックバンドです。バンドに関する詳しい情報は【ウィキペディアの該当サイト】を見ていただくとして、この曲に関する蘊蓄を少々披露させていただきましょう。

 

発表されたのは1990年、「Mountain Top」というアルバムのボーナストラックとして収録されていました。このアルバムは、私が高校2年生のときに、生まれて2番目に買ったCDで、今でも私のお気に入りの1枚です。このアルバムには、ボーナストラックが2曲収録されており、買った当時はもう一方の「Tell Me」が目当てで、こちらは少々退屈な曲という印象を持っていました。私がこの曲の良さをしみじみと感じるようになったのは、それから10年くらい経ってからです。そして、さらに10年経った今、改めて聴いてみても、やはり素晴らしい曲だと実感します。10年前に初めてWebサイトを作ったとき、最初に紹介したのが実はこの曲でした。

 

素晴らしいのは曲だけはありません。歌詞もまた出色です。私はこの歌詞から、高校生のときには絶対に理解できなかった大人の世界観を見出すことができます。ご覧のとおり、大人としてのある種の決意が述べられているのですが、「さあ、やってやるぜー!」みたいな意気揚々とした感じではもちろんなく、何かを悟った後の穏やかな気持ちの中で確かな決断が下されたという印象です。You というのは、おそらく父親なのでしょう。自らのキャリアを追求し、それなりの成功を収め、評価も受けたけど、その過程ではいつも父親の存在があって、最後の最後に、父と同じ道をたどることを決心する。サビの部分の「父のように、感情の赴くまま、気だるい一日のようにブルースを歌うことに決めた」というメッセージからは、父親に対する深い尊敬と感謝の気持ちが優しく伝わってきて、聴いているこちらまでもが穏やかな気分になります。また、ほぼすべてのヴァースできれいに韻を踏んで心地よい音律を生成している点も、メッセージの良さを一層際立たせているように感じます。

 

東京外語大卒で、現在は高校の英語教師という異色の経歴を持つヴォーカルの人見元基大先生は、日本最高のヘヴィメタルシンガーと言われる素晴らしい歌唱力をこの曲でも惜しみなく披露しているのですが、そのように呼ばれることには不満があったようで、この曲には、そのあたりの心情も反映されているのだろうと思います。

 

人見大先生以外のメンバーは、山本恭司(G)、新美俊宏(Dr)、厚見玲衣(Key)、マーク・D・グールド(B)。日本人メンバーは、各パートにおける最高峰の日本人プレーヤーといって良いでしょう。世界に目を向けても、山本恭司ほどエモーショナルに聴かせるギタリストを私は知りません。何かをやりきった後に残る虚脱感や、その上で決断した晴れやかな気持ちをこれでもかという程に伝えてきます。もう「素晴らしい」以外の言葉が見つかりません。

 

この曲を聴いて、何か昔どこか聴いたことがあるよう気がした方、その記憶は合っています。【スキーのVictoriaのCM】に使われていました。ライバルのアルペンが広瀬香美の「ロマンスの神様」で絶好調でしたので、マーケティング的には完全に失敗だったのだと思いますが、シブい選択です。

 

音楽画像のオープニングロールに流れる日本語訳詞が、明らかに当時の私の翻訳のパクリなのですが、私もこの方の画像を勝手に貼り付けてますので、おとがめ無しとさせていただきます。

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Born to be My Baby / Bon Jovi

カテゴリ : 
音楽
執筆 : 
ellersley 2010-11-16 16:46

私はあまり物事に熱くなれないタイプみたいで、良く言えば冷静で慎重なのですが、高校の文化祭などでは、本番に向けて一致団結していくクラスの中でいつも蚊帳の外に置かれていました。自分の役割がわからず、手持ち無沙汰になって、同じようにあぶれた友達と一緒にキャッチボールでも始めようものなら、こういう局面になると急に仕切り出すにわかリーダー格の女子生徒から、「中村くんたちもしっかりやってよ〜」などという冷たい叱責が飛んできて、困ってしまうのでした。

 

自分がそういう風なので、私は松岡修造のような人がかなり苦手で、テレビに出ていたりすると思わずチャンネルを変えたくなるのですが、1つだけ許せるアツさがあります。それが今日紹介する Bon Jovi の Born To Be My Baby です。この曲のアツさだけは特別で、「ナナナナーナナ ナーナナ ナーナ」というイントロを聴くだけで、ある種特別な想いが込み上げてきます。




  

Born to be my baby / Bon Jovi 
 
 

Rainy night and we worked all day
We both got jobs 'cause there's bills to pay
We got something they can't take away
Our love, our lives

 

Close the door, leave the cold outside
I don't need nothing when I'm by your side
We got something that'll never die
Our dreams, our pride

 

My heart beats like a drum (all night)
Flesh to flesh, one to one (and it's alright)
And I'll never let go cause
There's something I know deep inside

  

You were born to be my baby
And baby, I was made to be your man

 

We got something to believe in
Even if we don't know where we stand
Only God would know the reasons
But I bet he must have had a plan
Cause you were born to be my baby
And baby, I was made to be your man

 

Light a candle, blow the world away
Table for two on a TV tray
It ain't fancy, baby that's OK
Our time, our way 

 

So hold me close better hang on tight
Buckle up, baby, it's a bumpy ride
We're two kids hitching down the road of life
Our world, our fight

  

If we stand side by side (all night)
There's a chance we'll get by (and it's alright)
And I'll know that you'll live
In my heart till the day that I die

今夜は雨

俺たちは生きていくため、

そしてかけがえのない愛と人生のために

朝から晩まで働いた

  

ドアを閉め、寒さと別れる
おまえのそばにいられれば、俺は何もいらない

消して滅ぶことのないもの
俺たちの夢、俺たちの誇り

 

ドラムのように、
身体の隅々まで1つずつ脈打つ鼓動
決して手放しはしない
心の底からわかっているから

 

おまえは俺のために生まれてきた
そして俺はおまえために生まれてきた

 

たとえ路頭に迷っても
信じられる存在
神だけが知っているその理由
きっとプランがあったのだろう
おまえは俺のために生まれてきたし
俺はおまえのために生まれてきたのだから

 

キャンドルを灯し、世界を圧倒する
テレビ台には2人用のテーブル
あまりカッコ良くないけど、これでいいんだ
俺たちの時間、俺たちのやり方だから

 

しっかりつかまれよ
道が悪い ベルトをしっかり締めな
俺たちは、人生をヒッチハイクする2人の若造
俺たちの世界、俺たちの戦いさ

 

2人でいれば、
きっとチャンスをものにできるさ
俺が息絶える日まで、
おまえは俺の心の中で生き続ける

 

 

翻訳: 中村泰洋


最近はあまり聴きませんが、Bon Jovi はかなり好きなバンドで、1995年(オークランド)、1996年(横浜)、2000年(東京)、2003年(東京・名古屋)と 5 回も彼らの公演を見たことがあります。ジョン・ボン・ジョヴィ(Vo)とリッチー・サンボラ(G)という 2 人のイケメンメンバーを揃えていることもあり、日本ではアイドル的な人気が先行してしまいましたが、この Born to be my baby を始め、数々の名曲を残しています。
 

この曲は、1988 年発表の名盤「New Jersey」に収録されています。ひとつ前のアルバムのタイトルが 「7800 Fahrenheit (華氏7800度)」 でしたが、曲自体はもちろんのこと、PV に映る若いメンバーから伝わってくる勢いとエネルギーはそれ以上という感じがします。80 年代を全速力で疾走した Bon Jovi を象徴する 1 曲であり、Bon Jovi の第 1 章を締めくくる集大成だったと思います。

 

海外のロックミュージシャンやバンドは、リフが印象的な曲が多いのですが、Bon Jovi (というかリッチー)の場合はリフよりもメロディの方が強く印象に残る点が、日本で人気が爆発した要因の1つだと思います。3:19 から始まるギターソロは、歴史に残る名旋律なのではないでしょうか。この旋律を聴いて何も感じない人がこの世にいるとは思えません。 

 
当のメンバーは、この曲があまり好きではないようですが、私にとっては、数ある彼らの名曲の中でもベスト3に入ります。2003 年の東京公演のアンコールで演奏してくれたときには、本当に感動しました。

 

当時の青春ソングとしては、爆風スランプの「Runner」、Ziggy の「Groria」、プリンセス・プリンセスの「Diamond」などが思い出されますが、この Born to be My Baby こそが、自分にとっての青春ソングです。

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